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4dNの軌跡と裏話 -Pre CPL Summer 2004 @ LANMADNESS 前編-

ちょっと軽く書いてみたらまだPre-CPLの話の半分程度なのにめちゃくちゃ長くなりました。前の話のサブタイトルをちょっといじる事にしました。無計画で申し訳ない。文章にするとこんなに長くなるだなんて思ってもみませんでした。
Pre CPLとはその名前の通りCPLの前哨戦であり、アメリカの上級からプロチームの多くがCPLのための最終調整やレベルアップを図るために参加します。夏季冬季に関わらずCPL前に必ず行われ、毎年参加チームは20を超えます。参加チームのほとんどはアメリカのチームで、この時のPre CPLに参加したアメリカ国外のチームは当時ブラジル最強だったmibrを破って他の世界大会で好成績を残した事によって注目を浴びていたg3x4dNだけだったと思います。

我々はPre CPLの主催者であるロラントにその場で参加の意志を伝え、一緒に食事をしにいきました。それからPre-CPLが開催されるまでの数日間、ロラントが経営するネットカフェに毎日通い、インターネット上で試合を繰り返しました。インターネット上で釣れる相手はほとんどトップ層ではなく、よくて上位、最悪中位クラスの相手だったので敗北することは一度もありませんでした。ロラントは毎晩のように俺たちを晩飯に連れて行ってくれました。彼がある晩に「マジで美味いテンダーチキンがあるんだ!それを食べに行こう。ほっぺたおちるよ!」と絶賛する、日本でいうとKFCのクリスピーチキンのようなものを食べに行きました。まぁアメリカの美味いレベルだしなぁとみんな半信半疑で行ってみるとあまりにも旨くてメンバー全員「ヤバイ。コレマジでヤバイ。」しか言わずに夢中でチキンを頬張りました。めっちゃ絶品でした。その後、また食べたいーってなって何度か食いに行きました。

通い初めて三日目辺り、Pre-CPLの会場が開く前日に当時アメリカ最強といわれた3Dに次ぐトッププロチーム、Rivalが現地入りし、我々の通っていたネットカフェに顔を出してきました。実力は今で言うとmousesportsぐらいのところです。彼らも我々と同様にPre-CPLに参加するために他のチームより一足先にダラス入りしてきており、今回のPre-CPL優勝候補筆頭です。この時のRivalのメンバーはPh33R, Torrez, Exodus, Medias, Hanesの5人です。実は俺はPh33Rとは在米時に同じ地区に住んでおり、同じネットカフェに通っていました。彼が所属していたチームにも、彼が脱退後に加入しており、何度か1on1や2on2もやっていました。「俺の事覚えているか?」と尋ねると「うお、懐かしっ」みたいなリアクションされました。Ph33Rは俺が在米していた時から俺の住んでいた地区では別格でした。わざわざPh33RとLANで1on1で金かけて戦うために結構離れた街から道場破りみたいなノリで来るヤツもいたぐらいです。俺も彼との1on1や2on2で一度も勝った事はありませんでした。っていうか在米時に着実に実力をつけて自分が相当な実力者になったと思い込んで天狗になっていた俺の鼻をへし折った人です。Rivalと今すぐにでも練習試合をしたいと思ったのですが、彼らはまだダラスに到着したばかりで旅疲れもあるので今日はゆっくり休むといってホテルに帰ってしまいました。一応明日から開かれるPre-CPLの会場で練習試合をする事を約束する事はできました。

Pre-CPLの会場がオープンした初日、俺たちはもう圧倒的すぎるぐらいの一番乗りで会場入りしました。小さなパソコンのジャンクショップの倉庫を改造した会場でした。あぁ、マジこれがアメリカといいたくなるぐらいの広さでした。まだ会場がオープンしただけで大会そのものが行われるのは4日後です。広い会場で好きなポジションとレンタルパソコンをゲットしてセッティングを開始しました。そうこうしている内にRivalも会場入りし、彼らは俺たちの正面に席を陣取りました。お互いセッティングも終わったのでさっそく練習試合をしようという流れになりました。

この練習試合が海外のトッププロとのLANにおける初めての練習試合でした。1試合目は4dNを結成して以来、初めての惨敗です。手も足もでないとはこういう事を言うんだなと思ってしまったぐらいボコボコにされました。2試合目も当然の如くフルボッコです。本当に何もできずに試合が終わりました。3試合目、3ラウンド目あたりで向こうのメンバーの一人にPCトラブルが起こったため、ポーズをかけて一時中断しましたが、「なんかまだかかりそうだから4vs5でこのままはじめちゃっていいよ」と余裕のPh33Rまさか、ええ、4vs5ですよ?なめんなよ?って思いますよね?負けると思いませんよね?

負けましたよ、ボコボコにされて。

流石にこれには凹みました。4vs5でいくら相手がトッププロとはいえ負けるとは夢にも思いませんでした。しかも3ラウンドもとれなかったと思います。ちょっと泣きそうでした。4試合目の結果は言う必要もありませんね。ええ、レイプですよ、レイプ。もう犯罪ですよ、死人に鞭をうつかのようなレイプですよ。4試合通してとれたラウンドは二桁に届かなかったと思います。Rivalのメンバーは今日はホテルに帰るよと席をたちました。訊くなら今しかないと、凹みながらもPh33Rに俺たち4dNは何がダメだったのかを訊きにいきました。内容は細かく覚えていませんが、お前ら撃ち合いは強いけど動きがバラバラ、AWPが怖くない、グレが足りないなど色々教えてくれました。Ph33Rありがとおおお。

俺たち4dNも練習は早めに切り上げて一度ホテル戻る事にしました。ホテルに到着後、すぐにミーティングを開きました。Rivalとの4試合を通して悟った絶対的な事実、それはこのままのスタイルでやっていても何もできないまま終わってしまうという事です。根本的に変えれるものを全て変える事になりました。配置、グレを投げるタイミングと数、AWPer、指揮官、陣形、作戦などなど、6時間以上かけて一から全員で全マップの役割や陣形などを再編しました。この大会を通して、AWPerはparanoiacから俺へ、そして最終的にEnzaに変わりました。指揮官はEnzaと俺が代わる代わるやりました。その日、ミーティングの後もEnzaと俺は寝るまでひたすら戦術について語り合っていたのを覚えています。

次の日、まだ他の参加チームは到着しておらず、会場には俺たちとRivalだけです。今日も練習試合やろう!とRivalを誘ってLive on Threeeeeeee!

結果は・・・・

2勝1負1分け

という信じられない結果に終わりました。昨日、4試合通して10Rすらとれなかった相手に2勝もしてしまいました。これにはRivalのメンバーも絶句、俺たち歓喜。相手は全員ものすごく深刻そうな顔をしてました。試合中も昨日のような余裕そうなプレイもなく、真剣にやっているのが伝わってきました(特にLANは相手の声が聞こえたりするのでわかりやすいです)。試合後にPh33Rは俺達の変貌ぶりに脱帽したと言ってきました。そして「お前たち全員が強いが、その中でもKeNNyは特別強い。彼はうちのチームにスカウトしたいぐらいだ」とまで言われました。流石日本のエースKeNNyさんです。なんにせよ昨日のミーティングがここまで成果をあげるとは思いませんでした。昨日は勝てる気がしなかった相手が、今日は強いけどなんか倒せるよ!ってレベルに感じました。CSって意味わかんないですよね。その後、Pre-CPLからCPL本戦までの間、10試合以上Rivalと練習試合をし、最終的に負け越しましたが勝った試合も負けた試合もほとんど接戦でした。この夏、俺たちのレベルを引き上げてくれたのは間違いなくRivalだったと思います。Rivalなだけに良いライバルですな。


Rivalはスポンサーを変えたことにより数ヵ月後にGamerCoというチーム名に変わります。その時にリリースされたCS MOVIEです。元動画はすごく綺麗だったのにアップされてるやつは画質汚いやつしかなかったです。

この日を境にようやく大会に参加するチームが続々と会場入りしはじめました。もう会場入りしたチームに片っ端から試合やろうと声をかけました。当時のアメリカは今では考えられないほどのCS大国で、実力もスウェーデンに次ぐレベルでした。アメリカのCSチームのほとんどはCALというリーグに参加しています。CALはopen(初級層), main(中級層), premium(上級層), invite(運営側に招待されたプロやアマチュアのみ参加できるトップ層)の四つにわかれています。流石にopenやmainからの参加クランは全くといってほどなく、ほどんがpとiで固められていました。Rivalとの練習試合によって大きく成長した4dNは既にこの時inviteの中級を超えて上級レベルまで達していたと思います。2004年にpreimumで優勝したチームも会場入りしていたので練習試合を3マップ行ないました。3マップともフルボッコにして、練習試合後に「俺ら3Dとやった事あるけどお前らの方が強く感じた。Pre-CPL頑張れよ」と激励されました。また、まだfRoDなどが加入していない頃のcoLも参加しており(既にWardenは在籍していました。あの元3DのMorganことBullseyeもいました)、10マップぐらいやって全部フルぼっこにしました。まだそんなに強くない頃のcoLですね。Bullseyeが加入した事によって注目はされていました。ただWardenだけはヤバかったです。4dN一同「マジあいつだけ意味わかんないぐらい強くね?」って言ってました。会場入りした当時アメリカの4番手であるDIEと5番手といわれるForsakenとも練習試合を何度も行ないました。両チーム共何十試合もしましたが、結果は勝ったり負けたりでほぼ互角でした。試合を何度も繰り返すうちにForsakenのプレイヤーと仲良くなり、特にMason(あのRuinationにも出てます)とJadenがとても良いキャラで晩ご飯とかつれていってくれました。I AM2の最初の方のparanoiacのtrainのcat真っ白で4人抜きのシーンなどはそのForsakenとの練習試合で出したものです。隣で見ててびっくりしましたね。

次回は練習を終えてPre-CPL本戦スタートです。
[ 2010/08/18 19:34 ] Mumble | TB(0) | CM(15)

Ph33rにそんなこと言われてたんだっけwwwやべー全然覚えてない・・・w
ていうかこういった記事実際に体験してる俺でも金払っていいレベルに面白いんだけどw
また紅白やろうね!
[ 2010/08/18 20:56 ] [ 編集 ]

当時そんな事してたんだなぁと、ニヤニヤしながら読ませて頂きましたよん。
[ 2010/08/18 22:37 ] [ 編集 ]

早く続きをおおおおお
[ 2010/08/18 22:54 ] [ 編集 ]

ロランとさんマジキャラ良いwwwww
さりげなく駄洒落言うなしww
次回も眠らないで待ってます
[ 2010/08/18 23:58 ] [ 編集 ]

ケニーは凄かったんだなぁ
[ 2010/08/19 00:03 ] [ 編集 ]

当時常勝だった4dhにとって
強くなる為に必要不可欠だった 勝利ではなく価値のある敗北 っつーやつですねぇ
その敗北に対して逃げず目を逸らさずに受け止め 考え考え考えぬいて猛然と立ち向う、その姿勢は素晴らしいですねぇ その辺が他のプレイヤーとはズバ抜けていた点なんでしょうねぇ
日本ももっとFPSが盛り上がればいいのにねぇ
日本にも貴方方みたいなプレイヤーがいるのに勿体無いねぇ
ただゲームを遊んでいるだけ、そういう間違った捕らえ方をしている人達が多いからねぇ
毎日アクビをしながらボーッと過ごしていながら良い給料もらってる奴がたくさんいる国だからねぇ

貴方がこういう記事を書くのは非常に良い事だと思うねぇ
1人でも多くの人に見てもらいたい記事だねぇ
文才があるし滞米していた影響かな?ちゃんと自己を評価できているし主張できている。自慢とかじゃなくてねぇ。そういうところは日本人に見習ってほしいねぇ。

長々と駄文を失礼。
[ 2010/08/19 00:23 ] [ 編集 ]

4dNですねぇ… 誤字まで失礼しました。
[ 2010/08/19 00:25 ] [ 編集 ]

面白い
[ 2010/08/19 07:41 ] [ 編集 ]

ホントにわかりあった仲間が真剣に同じ目標に向かって何時間も話合えるっていう状況がすごいうらやましい
そして前日とは全く違う結果、感動ですよね

次のお話もはやくはやく!
[ 2010/08/19 08:37 ] [ 編集 ]

なんだか夢のようなハナシだな
裏山鹿
[ 2010/08/19 08:45 ] [ 編集 ]

テンダーチキン食いてぇ~
[ 2010/08/21 04:28 ] [ 編集 ]

いつも楽しみにしてます。次回も期待してます!
[ 2010/08/24 18:30 ] [ 編集 ]

感動しました。
続き楽しみにしてます。
[ 2010/09/10 23:33 ] [ 編集 ]

久しぶりに読んでみた。何回読んでも面白い。
これの続きってないんですかね?
[ 2011/09/22 13:13 ] [ 編集 ]

> これの続きってないんですかね?
すんません、書きます。11月中には書きますから ><
[ 2011/09/23 11:58 ] [ 編集 ]

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